【防災知識】避難所施設見学レポート

2018年の北海道胆振東部地震では、
道内ほぼ全域の295万戸が
最長2日間にわたって停電する
大規模な全域停電(ブラックアウト)が起きました。

避難所へ身を寄せる方も
たくさんいましたよね。

先月、清田区の避難所施設の見学会に
参加しましたので
その時の様子を
株式会社キミタス
整理収納アドバイザーかえでがお伝えいたします。

目次

職員の方に聞いてみました

かえで:なぜ、このような見学会を開催することになったのでしょうか?

職員の方:職員だけではなく、
地域の方と協力して開設をしていかなければならない
という考えからです。
特に町内会の防災関係の方、会長さん、役員の方には
入り口の場所を知っていただいてほしいです。
職員よりも地域の方のほうが
早く避難所に到着する場合も多いからです。

かえで:よくわかりました。
しっかり見学していきます!!

見学した施設

防災行政無線設置場所

電話が使用できない場合に使用するものです。
設置場所へ行き使用できることを確認しました。

特設公衆電話

災害等緊急時に
被災者の通信手段を確保するため
避難所等に設置されるものです。

とても長い電話線をつなげられるため、
避難所になっている体育館などに
設置可能です。

避難者用玄関

場所の確認をしました。
地震発生の場合は
施設の安全を確認してから
避難所の開設になります。

確認ができるまでは、
グランドや近くの公園など
広いスペースで
職員の方が来るまで待つことになります。

札幌市内で
震度6以上の地震が発生した場合は、
避難所の近隣にお住まいの市職員の方が
避難時に来て
すべての避難所の開設をしてくれます。

震度6弱以下の場合は、
被害の状況によって
避難が必要な地域において、
施設の安全を確認したうえで開設になります。

避難所が開設されましたら
「避難所開設中」等の紙を避難所の入り口に提示します。

備蓄庫

ここには避難者が使用することができる物資を保管しています。

例えば寝袋・食料・衛生用品・
感染対策グッズ・冬用のストーブなどがあります。

自衛隊が応援に来るまで
備蓄物資を消費する形になります。

受水槽

場所の確認をしました。

受水槽とは、水道水を貯めておく施設のことです。

主に3階建以上のビルやマンションなど、
多くの水を使用する施設や建物に設置されています。

こちらは断水時の飲料水を確保するためのものです。

ここにたまった水をすぐに出せるように
蛇口がついています。

以前は蛇口がなかっため水をとれるように
蛇口を設置したそうです。

感染症対策室

感染症の方に滞在してもらう部屋の確認をしました。

避難所となる体育館とは離れた場所になります。

入院が必要な方は入院していただきます。
また、近くにトイレがあるので感染者専用で使用することになります。

見学を終えて

受水槽の蛇口設置のように
不都合が生じた場合には
改善していただけることがわかりました。

避難所は市職員の方と地域の方の協力があって
開設することができます。
そのためには、このような見学会が不可欠だと感じました。

今回のように町内会役員が参加できる
貴重な経験をすることができました。

町内会役員になられたときに
このような見学会があれば
ぜひ参加することをお勧めします。

2018年の地震からしばらく経ちました。
同じようなことが起こるかもしれません。

避難所開設の時には
職員の方と協力できる人が
増えるといいなと思いました。

以上
札幌の整理収納キミタスのかえででした

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