それ、間違いです！「どれを捨てるか選ぶ片づけ」

いつもありがとうございます。
貴方の味方たよれるスタッフ
札幌の家事代行・
ナチュラルハウスクリーニング
株式会社キミタスの山崎です。

先日の講演は
オンライン（ZOOM）での開催でした。

今年1月にお声がけいただき、
地球環境保護意識の向上を目的としたミスコン
2021ミス・アース・ジャパン北海道で『家事とエコロジー』について
講演させていただきました。

エコロジーを意識して家事をすることをお伝えできたこと。
ファイナリストの皆さまを通じて
その考えが広まっていくことに
感謝しています。

（2021ミス・アース・ジャパン北海道ホームページより）

おさらいから

本日も片づけのプロである山崎が
記事を書いています。

片づけは自分と向き合う作業です。

片づけをすると学びがいっぱいあり、
片づけで達成感を味わうと
自己効力感が上がり
ポジティブになっていくお客さまをたくさん見てきました。

読んでくださった方に、
より良い人生のきっかけとなる情報をお伝えできればと思っています。

さて、昨日は
『片づけの鉄則』は

出す→分ける→しまう

であるとお伝えしました。

今日は出すことについて

片づけの現場でいう
『全部出し』について解説していきます。

「全部出したら余計散らかるから
今の状態のままで
いらないモノだけを出す方が
効率的でしょ！」
と思っていませんか？

それが、実は間違いなのです。

どれを捨てるか選んで片づける
ピックアップ式は
もうすでに片づいている部屋の人が
ちょっとだけ見直したいときにやる方法です。

そうではない片づけなら
基本に忠実にいきましょう。

片づけ作業のスタートは
モノを１ヶ所に集めることから。

置きっぱなしのモノも
収納の中のモノも
同じグループごとに集めます。

これで得られることは

◎総量を把握できる
◎モノの重複がわかる
◎探していたモノが見つかる
◎モノを除けたところの掃除ができる

などなど。

片づけの最初の全部出しは、
自分の傾向を知り、
思いがけない発見があるはず。
楽しみながら進めていきましょう。

全部出しの
デメリットと対処法

ただし、全部出しのやり方を間違えると
せっかく時間と労力をかけて
モノを全部出したのに
挫折して片づかない場合もあるのです。

その理由は、
全部のモノを1ヶ所に集めたら
足の踏み場もない状態になること。
その状況に対して脳が混乱し、
どうしたらいいかわからなくなってしまうからです。

そうならないように
出すときは、
場所別、分類別など
目的別に、
生活に支障の少ないように区切って出していきます。

どこから片づけよう？

片づけに慣れていない場合、
思い入れの品が少ない洗面所や
バスルームから片づけることを
おススメします。

靴への特別な思い入れがない場合は
玄関から片づけても良いですね。

賞味期限など
目安にできる指標があるので
キッチンも片づけられるはずです。
（賞味期限よりも保存状態が重要で
まだ食べられる食材は
おなかの中に片づけます。）

洗面所もお風呂場も
玄関もキッチンも
寝室も物置やクローゼットも
とにかく全部片づけたいんです！
という場合、
あちこち中途半端に手を出さないよう
気をつけましょう。

例えば
衣類なら衣類の片づけをすると
アイテムを決めて
あらゆるところに散らばっている衣類を
全部集めていきます。

衣類を1ヶ所に全部集めると
総量と重複を確認しやすいのでおススメですよ。

「こんなにたくさんあるんだ」
「同じような服ばかり持っている」
予想以上の量や
傾向を知ることが大事です。

ただし、勢いだけで全部出したけれど
片づけきれないまま数日、
数週間、数か月・・・
という状況にもなりやすいので
注意が必要ですね。

お部屋の広さや
片づけに取り組める時間によって
「今日は靴下だけを全部出す」
「今日は半そでだけを全部出す」
といった具合に
分類してやってみましょう。

全部出しで
一時的に散らかる

一時的に散らかっても大丈夫。
それは片づけの工程に必要な状態です。

365日24時間片付いていないといけないわけではありませんよ。

しっかりとモノ（自分の過去）と向き合っていくために
全部出して片づけることは
とても大事。

未来の自分がどんな部屋で
どんな表情で
誰とどんな会話をしているか
理想を描きながら
片づけていきましょう！

片付けの鉄則
出す→分ける→しまう

次回は、『分ける』についてお伝えします。

貴方の味方たよれるスタッフ
札幌の家事代行キミタスでした★